日興建材商行について

　昭和33（1958）年、当社の創業者・多⽥幸敏は名古屋という“未開の地”で事業を起こしました。というのも、多⽥は⾹川県・⾼松市の出⾝。ご縁があって名古屋にたどり着きましたが、創業した当時は⽂字通りゼロからのスタートです。満⾜な仕事をもらうのに、とても苦労したと聞いています。
　やっとの思いで建材卸と内装仕上⼯事の事業が軌道にのりますが、すべてはお客様、職⼈、社員の⽅々が⽀えてくださったからこそ。多⽥は「ご恩を忘れず、⼈を⼤切に仕事をしなさい」と、感謝の⼼を忘れることなく、⻑い時間をかけて⼈との信頼関係を醸成してきました。⽇興建材商⾏は多⽥の想いを引き継ぎ、誠⼼誠意をもって仕事に取り組むことを⼤切にしています。創業当時からお世話になっているお客様、親⼦孫と三世代にわたって⼒となってくれる職⼈や社員。決して裏切ることのできない絆があるからこそ、⾼⽔準の⼯事品質と、揺るぎない繋がりが⽣まれるのだと信じています。
　名古屋でスタートした⽇興建材商⾏の仕事は、今では東海圏、関東圏へとエリアを広げています。“未開の地”を開拓するには、創業者・多⽥のように⼈との信頼関係が不可⽋。未来を担う若い世代の声も聞き⼊れながら、創業100周年に向けた新しい道を築いていく思いです。